小板まきばの里通信VOL4 ~木のオスとメスを比べてみよう~

小板まきばの里通信

3月になると日1日と日差しが春らしくなってきて、木々の枝先や雪が解けて出てきた地面から顔 を出している植物の葉に春の気配が感じられるようになります。小板まきばの里周辺の山里の春 は2月の銀色の綿毛のネコヤナギの花から始まり、黄色い小さなマンサクの花、白いタムシバの 花と進んで4月の終わりごろにヤマザクラの季節を迎えます。キャンプ場の湿原にたくさん生え ているネコヤナギはイチョウと同じようにオスの木とメスの木があります。綿毛の間から赤から 黄色に変化するオシベを出して綿毛全体が明るい黄色に見えるのはオスの木、よくよくみると綿 毛の間からレモン色のメシベを出しているのがメスの木です。この他にもキャンプ場の周辺には ミヤマシキミ、マユミ、クロモジなど、オスとメスがある木がたくさんあります。花の季節か実 の季節にしか区別できないオスの木とメスの木を比べてみましょう。

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