小板まきばの里通信VOL6.1 ~日本最大のトンボ、オニヤンマを観察しよう~

小板まきばの里通信

夏本番を迎えると、当キャンプ場内にも日本で一番大きなトンボ、オニヤンマが飛び回るように なります。オニヤンマの主食はハエやアブなど。ありがたいことにキャンプ場にいてほしくない 虫を空中で捕まえてどんどん食べてくれるのです。いつも高速で飛んでいるのでじっくり観察す るのは難しいですが、以下のタイミングなら観察できるかもしれません。①朝夕の涼しい時間帯 にエントランス周辺の木陰の水路や小川に沿ってパトロールをします。その最中に製材機の横に 張ってあるロープで羽を休めることがあります。②水路や小川でホバリングしながら産卵してい ることがあります。③回転するものが好きらしく、まれにテント内で使っている扇風機の前でホ バリングすることがあります。これらのタイミングに出くわしたらじっくり観察してみましょう。

小板まきばの里通信VOL6 ~自宅近くで見かけるセキレイを調べてみよう~

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キャンプ場の近くで「チチン、チチン」という鳥の声が聞こえたら、それはキセキレイの鳴き声 です。灰色の背中に黄色いお腹、長いしっぽを忙しく上下に振りながら歩く姿が特徴のこの鳥は, 6月の終わりに子育てが終わったばかり。キャンプ場の周辺でもお腹の色が黄色になりきってい ない幼鳥の姿を見ることができます。ところでセキレイの仲間は街の近くの水辺でも普通に見ら れる鳥ですが、実は川の上流、中流、下流でそれぞれ違う種類のセキレイが棲み分けしています。 上流に棲むのはお腹が黄色いキセキレイ、中流に棲むのは黒い顔で目の上に白い線があるセグロ セキレイ、下流に棲むのは白い顔で目の近くに黒い線があるハクセキレイです。自宅近くで見ら れるセキレイがどのセキレイか調べてみましょう。

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