Vol 11.3 ~紅葉した木の葉の色を比べてみよう~

小板まきばの里通信

10月後半になるとキャンプ場周辺の山䛿いよいよ紅葉のピークを迎えます。紅葉した葉の色䛿黄色 やオレンジ、赤、紫など、木の種類でそれぞれ違う色になりますが、よく見ると同じ木にもいろいろな色 の葉がついています。なぜこのようないろいろな色に変わるのでしょう? 黄色䛿ニンジンに含まれる βーカロチンの仲間のカロチノイドという黄色い色素の色です。もともと葉に 含まれている色素が、クロロフィルという緑の色素が分解して薄くなる事で黄色くなっていきます。赤䛿 光合成で作られた葉の中の糖から日光と酵素の働きでアントシアニンという赤い色素ができる事で赤 くなると考えられています。紫䛿緑の色素が分解する前に赤い色素ができることで2つの色が混ざっ た紫色になるのだとか。いろいろな色素のバランスでいろいろな色に変わっていく木の葉の色を比べ て見ましょう。

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