Vol 12.2 ~動物の足跡を探そう~
12月、寒波がやってくるとキャンプ場周辺の里山は一面の雪景色に変わります。雪の上にはそこを歩いた動物の足跡がくっきりと残るので、普段は気配を感じることのできない動物たちの活動を身近に感じることができます。キャンプ場の周辺のあちらこちらにノウサギやタヌキ、キツネなど里山に住むいろいろな動物の足跡が残されています。大きな後ろ足の跡が並んでついているのはぴょんぴょん跳ねるウサギ、胴体で掘った雪の溝の中に蹄の跡があるのはイノシシ、小さくて爪の跡がはっきり残っているのはイタチです。タヌキとキツネはどちらも犬によく似た肉球の形がわかる足跡ですが、足跡がほぼ一直線に並んでいるのがスリムなキツネ、足跡が左右に開いているのがずんぐり体形のタヌキです。雪の里山でいろいろな動物の足跡を探してみましょう。...