夕暮れは、典型的な高原の空が現れます。雨上がりの雲が真っ赤に染まる夕焼けや、逆に雲一つない空がスカイブルーから濃い紺色に染まっていくトワイライトなどです。特筆すべきは、それらの景色がキャンプ場の中から見れることです。焚火を焚きながら、キャンプ料理に舌鼓を打つ、そんなシーンをこの夕暮れの景色が包み込みこんでくれるのです。キャンパーにとって至福の時間となります。

 ただし、この景色、天候が急に荒れたときの後に最も素敵なものが現れます。全国的に低気圧に覆われて雨が長い間降るような天気予報の時にはあまり現れません。しかし、ゲリラ豪雨など、局所的に雨が降り、それがあちこちに移動するような天気予報がころころ変わる天候の時、それは突然やってきます。まさにキャンパー泣かせの天候です。

 とは言え、それは極端な話、逆に天候ではなく、タイミングという観点から見ると、夕焼けの中に沈む月や、陽が沈むころに東の空から昇ってくる満月が朝焼けのように見える空から昇ってくる。そんな景色が小板集落の中でみることができます。月齢を計算して、それが見れる可能性を計算することもできます。

 偶然に任せるか、計算して見に来るか、雨のリスクを負うのか、それはあなた次第、それが小板まきばの里(小板集落)の夕暮れです。